休館日 | 毎週月曜日 ただし9月16日(月・祝)、23日(月・祝)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・祝)開館、9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火)休館 |
---|---|
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
入場料 | 一般1100円 学生800円 *20名以上の団体、障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料 |
会場 | 根津美術館 展示室1・2 |
色も形もとりどりの花や、艶やかな羽を持つ鳥は、洋の東西を問わず、古くから賞玩の対象とされてきました。ことに中国を中心とする東アジアでは、花や鳥を描く花鳥画が、人物画や山水画と並び、絵画の主要なジャンルとなりました。一方、現代ではスケッチの意味で使われる「写生」という言葉は本来、花鳥画において、対象を観察し、その形や生態、ひいては生き生きとした様子を写し取ることを意味するものでした。すなわち花鳥画とは、美しい動植物をモチーフに、いのちの輝きを描きとどめようとするものと言えます。
ときに異国や極楽のイメージを喚起し、またときに吉祥をまといつつ、しばしば工芸意匠にもなった、東洋、とくに中国と日本における花鳥表現の展開をたどります。
【ご注意】絵画はすべて、前期(9月7日[土]~10月6日[日])と後期(10月8日[火]~11月4[月・祝])で展示替え、もしくは巻替えを行います。鏡および陶磁は、全期間展示します。
主な展示作品のご紹介です。出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。