休館日 | 毎週月曜日 ただし12月23日(月)は開館 |
---|---|
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
入場料 | 一般1300円 学生1000円 *20名以上の団体、障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料 |
会場 | 根津美術館 展示室1・2 |
享保18年(1733)、紀州藩の江戸詰家老・水野家の家臣の次男で、仕官して江戸にあった16歳の少年が京に上り、紀州徳川家の茶道師範を務めていた表千家七代如心斎(じょしんさい)天然宗左(てんねんそうさ)(1705~51)に入門します。この少年こそ、後に千家流の茶を江戸に広めて不白流の茶家の祖となる川上不白(1719~1807)です。
本展覧会は、不白生誕三百年を記念して開催するものです。如心斎との師弟関係や、不白好みの道具はもとより、大名をはじめとする門人や周辺の職人たちとの関わり、その人柄を反映したような魅力的な書画、そして当館のコレクションの礎を築いた根津青山(初代嘉一郎、1860~1940)を含む近代数寄者への影響まで多角的に展観し、江戸後期から近代にかけて大きな支持を得た不白の茶の湯の魅力を探ります。
主な展示作品のご紹介です。出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。