表 裏 牡丹に蝶図鐔ぼたんにちょうずつば 加納夏雄(かのうなつお)作 日本・江戸~明治時代 19世紀 1枚 径 6.2~7.0cm [80991] 当館の刀剣・刀装具は明治の刀剣・刀装具の大収集家としてしられる光村龍獅堂(利藻1877~1955)の旧蔵品が中心となっている。龍獅堂は明治維新とともに消えようとする刀剣・刀装具の技を絶やさぬため、伝世品収集の傍ら同時代の工人に拵の新調を依頼することもあった。牡丹に蝶図鍔は、帝室技芸員となった加納夏雄(1828 ~ 1898)の作である。