響銅浄瓶(軍持)きょうどうじょうへい(ぐんじ) 朝鮮・高麗時代 11世紀 銅 1口 高34.2cm 銅径11.9cm 底径8.0cm [30146] 浄瓶は比丘(びく)が持つ浄水を入れる瓶である。胴の肩に付いた注口には開閉できる蓋が付き、細長い頸部には鐔(つば)状の環台(かんだい)が付き、さらに上に細い尖台(せんだい)を持つ。この瓶は無文であるが、総体に緑色に銹が出て、それがまた独特の雰囲気を見せている。