展覧会
概要
| 会期 | 2026年2月14日(土)~3月29日(日) | |
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| 休館日 | 毎週月曜日 ただし2月23日(月・祝)は開館、翌火曜休館 | |
| 開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は閉館30分前まで) | |
| 入館料 | オンライン日時指定予約 一般1300円 学生1000円 *障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料 *学生料金の適用ならびに高校生以下の無料入館の際は、学生証の提示が必要です。 |
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| 会場 | 根津美術館 展示室1・2 | |
根津美術館のコレクションの中で、武器・武具はちょっと特殊な存在です。実は初代根津嘉一郎は「刀はわからない」と公言しており、好んで蒐集していないからです。しかし明治42年(1909)に、実業家・光村利藻(みつむら としも・1877–1955)の3,000点におよぶ武器・武具コレクションを一括購入。優れた作品群の海外流出を危惧した英断は大規模な散逸を防ぎ、その体系的な蒐集の特性を守ることになりました。当時からは半減したものの、当館の武器・武具は現在も、ほぼ光村コレクションで形成され、未だ往事の内容をよく伝えています。
本展覧会では、これら質の高い、洗練された武器・武具コレクションから選りすぐりをお楽しみいただきます。
展示作品
主な展示作品のご紹介です。 出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。
鮫研出刻鞘大小拵
(刀装具)後藤一乗・池田隆雄作
月山貞一(がっさん さだかず)に発注した刀身のために光村利藻があつらえた拵。多く蒐集した後藤一乗(ごとう いちじょう)の作品から揃金具を選び、不足を池田隆雄(いけだ たかお)に補作させたのであろう。廃刀令により消滅の危機に瀕した刀剣文化を護った、光村コレクションを象徴する作品のひとつ。
御伽噺図揃金具
小川知恒作
「桃太郎」「猿蟹合戦」「舌切り雀」といったおとぎ話を題材としたカワイイ刀装具。作者の小川知恒は大坂の装剣金工で、現存する作品は非常に少ない。コレクションにはこのような希少作例が多く含まれており、資料的価値も高い。
太刀 銘 来國俊
来國俊は鎌倉時代後期の山城国来派を代表する刀工。細身の優美な姿にゆるやかに反りがつき、華美に流れすぎないつくりに品格を感じさせる。
牡丹蝶図鐔
加納夏雄作
加納夏雄は帝室技芸員にも任じられた幕末明治の金工の雄。本作は、牡丹の柔らかく幾重にも重なる花弁を、立体的にその質感まで表現した優品である。
同時開催展
2026年2月14日から3月29日まで開催されるテーマ展示のご紹介です。
展示室2
企画展「英姿颯爽 -根津美術館の武器・武具-」(第2会場)
展示室1に続き、甲冑と華やかな蒔絵コレクションをお楽しみください。
- 武具
- 重要文化財
黒韋肩取威腹巻
展示室3
仏教美術の魅力
―近世の仏像―
中世後期(15~16世紀)の仏像とともに、近世の仏像の優品をご覧いただきます。
- 彫刻
愛染明王坐像
展示室5
百椿図
-暮らしを彩る椿模様-
近世初期の園芸椿ブームを背景に制作された「百椿図」。このたびは、椿を意匠とする漆器や陶磁器とともにご覧いただきます。
- 絵画
百椿図
伝 狩野山楽筆
展示室6
草萌ゆる
-春の茶会-
麗らかな日差しに包まれ、草木が一斉に芽吹く春。 この季節の訪れを寿ぎ、茶の湯では、明るい趣向の道具を取り合わせて客を迎えます。
- 陶磁