展覧会
概要
| 会期 | 2011年11月16日(水)~12月25日(日) | |
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| 休館日 | 月曜日 | |
| 開館時間 | 午前10時‐午後5時 (入場は午後4時半まで) |
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| 入館料 | 一般1200円、学生1000円 *中学生以下は無料 |
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| 会場 | 根津美術館 展示室1 | |
新しく根津美術館に加わった中国の陶磁器・漆器・青銅器の寄贈コレクション82点をお披露目いたします。陶磁器は、唐時代の壺や瓶を中心に、いずれも愛らしく小さな作品からなる藤崎コレクションです。漆器は、宋時代の無文漆器や彫漆、螺鈿を中心にした永田コレクションです。宋時代の漆器の端正な形姿だけでなく、そこに施された超絶技法を楽しめる作品が数多く展示されます。青銅器は、漆器の研究家として世界的に著名な李コレクションから、青銅の杯台が仲間入りです。中国の工芸品の多彩な様相をご覧いただきます。
展示作品
主な展示作品のご紹介です。 出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。
- 陶磁
白磁浄瓶
白磁というよりは、白土で表面を白くし、これに透明釉をかけて焼き上げた瓶である。もともとは仏教の法具で金属器の浄瓶を写したものであるが、唐時代特有の柔らかな形姿と白い釉が、穏やかな作品を作り出している。
- 陶磁
青磁天鶏壺
口を大きく造り、その縁を龍がくわえる形で取柄とし、注口は鶏の頭を象っている。越州窯の青磁がオリーブグリーンの釉薬となり、華やかさがみられるようになった時期の作品である。
- 漆工
黒漆輪花碗
丸い五弁の花形で、碗の縁がすこし外に反った姿が端正な椀である。無文漆器という文様のないシンプルな作品で、黒漆の艶やかな光沢と、薄く作られた器の形のよさが魅力である。
- 漆工
堆黒屈輪文合子
黒漆を厚く塗り重ねて、屈輪文とよばれる雲のような形をした文様を大きく彫りあらわした合子である。良質の漆を塗り重ねた艶やかでボリューム感のある作品。
- 漆工
螺鈿人物文八角合子
八角形の合子で、側面には細やかに編んだ籃地をあしらっている。蓋の表には、机にむかって絵を描く身分の高い女性と、その侍女たちが螺鈿で繊細にあらわされている。
- 金工
輪花杯台
茶碗や酒杯をのせる台である。青銅でできた杯台で、杯を受ける部分が丸くふくらみ、六弁の花をかたどった羽が優美な作品である。