展覧会
概要
| 会期 | 2011年2月26日(土)~4月6日(水) | |
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| 休館日 | 月曜日 ただし3月21日(月・祝)開館 翌22日(火)休館 | |
| 開館時間 | 午前10時‐午後5時 (入場は午後4時半まで) |
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| 入館料 | 一般1200円、学生[高校生以上]1000円 *中学生以下は無料 *特別展「墨宝」の会期中(1月8日?2月13日)、ミュージアムショップにて前売り券(各100円引き)を販売します。 |
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| 会場 | 根津美術館 展示室1・2 | |
展示室1と2で、ふたつの寄贈コレクションをご紹介する展覧会を開催します。
【展示室1】質の高いことで知られる村上英二氏の中国古鏡のコレクションが、根津美術館に寄贈されました。これを記念した本展覧会は、海獣葡萄鏡やパルメット文鏡など華やかな唐時代の優品や、鏡の背にガラスを嵌め込んだ玻璃象嵌四神十二支文鏡(隋~唐時代)といった希少な作品を含む全八十点を一堂に公開いたします。古代より約千五百年にわたるはるかな歴史をもつ鏡の世界をご堪能ください。
【展示室2】明治天皇・昭憲皇太后より第六皇女昌子内親王が拝領した雛道具約七十件が、このたび旧竹田宮家より寄贈されました。気品を漂わせる内裏雛、驚くほど精緻な雛道具、そして皇室ゆかりの子女が手にしたといわれる御台人形―これらが散逸されることなく今日まで伝えられたことは、奇跡的といわれています。初公開となる本展は、宮廷人がこよなく愛した雛遊びの様子を、百年後のわたくしたちに蘇らせてくれます。
展示作品
主な展示作品のご紹介です。 出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。
- 金工
パルメット文鏡
パルメット文を中心とする文様を細密でシャープな肉彫りであらわした鏡。幾何学的に極めて均整のとれたデザインが見所である。唐時代に本格化する主に植物文を全面にあらわす鏡の先駆的な存在である。
- 金工・
狩猟文八稜鏡
馬に騎乗して矢をつがえるもの、槍をかまえるもの、棍棒をふるうものなどが小動物を狙っている。単なる地上での狩猟ではなく、仙岳上の天界での光景をあらわしたものであろう。
- 染織
内裏雛
雛遊びの伝統と均整の武家風俗が混じり合って公家社会から生まれた有職雛。髪型から衣裳の形式、その色柄や織りにいたるまで、公家の礼式が忠実に再現されている。
- 染織
御台人形 闘鶏
御台(おだい)人形は、皇室ゆかりの子女らが拝領、あるいは献上された、飾り台に乗った人形。幕末から明治にかけて宮中で多用された。大きな目は近代の御所人形の特徴である。
- 漆工
菊唐草文蒔絵御菓子箪笥
明治天皇・昭憲皇太后より第六皇女昌子内親王が拝領した雛道具のひとつ。精巧な作りの道具にはすべて蒔絵で丁寧に菊唐草文があらわされ、その超絶的な技術に驚かされる。
- 漆工
菊唐草文蒔絵貝桶
江戸の町人が作り上げた、究極のミニチュア趣味の伝統を伝える雛道具。この貝桶の高さは8.5センチしかない。そこに収める貝に描かれた絵もたいへん細かい。