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終了特別展
やきものが好き、浮世絵も好き
山口県立萩美術館・浦上記念館名品展
2013年6月1日(土)~7月15日(月・祝)
特別展 やきものが好き、浮世絵も好き
休館日 月曜日 ただし7月15日(月・祝)開館
開館時間 午前10時‐午後5時
(入場は午後4時半まで)
入場料 一般1200円、学生[高校生以上]1000円
*中学生以下は無料
*コレクション展「国宝燕子花図屏風」の会期中(2013年4月20日?5月19日)、ミュージアムショップにて前売り券(各100円引き)を販売します。
会場 根津美術館 展示室1・2

山口県立萩美術館・浦上記念館は、萩市出身の実業家で美術品コレクターである浦上敏朗(うらがみとしろう)氏が、中国・朝鮮の陶磁と浮世絵版画あわせて約2500点を山口県に寄贈したことをきっかけとして1996年に開館した美術館です。以来同館では、やきものと浮世絵を柱とする魅力的なコレクションを、寄贈や購入によってさらに豊かなものとしてきました。
このたびの展覧会は、このような山口県立萩美術館・浦上記念館所蔵品の中から、唐三彩や古染付、高麗青磁などの東洋陶磁130点と、浮世絵初期から黄金期の62点、計192点を特に厳選し、開催するものです。同館のコレクションを東京で今回ほどの規模で展観するのは、これが初めてです。さらに当館にとりましても、本展は浮世絵版画を展示する初めての機会となります。

展示作品

主な展示作品のご紹介です。出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。

難波屋おきた 喜多川歌麿
日本・江戸時代 寛政5年(1793) *前期(6/1-23)展示
情感あふれる美人画の様式を確立した歌麿の作品。おきたは浅草の水茶屋(みずぢゃや)・難波屋(なにわや)の評判娘で、その美貌を見たさに、店はいつも年末の歳の市(としのいち)のように混み合ったという。
青花葡萄栗鼠文壺
朝鮮・朝鮮時代 19世紀
柔らかくふくらんだ丸い壺の胴を、葡萄(ぶどう)の葉と蔓(つる)が大きく横切り、その蔓に小さな栗鼠(りす)が乗っている。淡い青料で描かれた文様は、青味のある釉の下で白磁に映え、整った形と併せ朝鮮時代後期の優品といえる。
三代目市川高麗蔵の志賀大七 東洲斎写楽
日本・江戸時代 寛政6年(1794) *後期(6/25-7/15)展示
作画期わずか10ヶ月の写楽による役者大首絵(おおくびえ)は、容貌の大胆なデフォルメを特徴とする。黒に支配された画面に静けさと緊張感が漂う作品である。
富嶽三十六景 凱風快晴 葛飾北斎
日本・江戸時代 天保2-5年(1831-34) *前期(6/1-23)展示
曙光(しょっこう)に赤く染まる富士山。誇張された険しい稜線が名峰の姿を劇的に表現する。俗に「赤富士」と称され、同じシリーズ中、「神奈川沖浪裏」(かながわおきなみうら) などと並ぶ名品である。
藍三彩有蓋万年壺
中国・唐時代 8世紀
胴が丸く張った壺に宝珠形の鈕(ひも)を付した蓋(ふた)が添う。白釉に藍釉, 緑釉、褐釉が重ねて施された繊細な意匠が特徴である。これは西方の絨毯(じゅうたん)などの染織文様に依ったものと考えられ、どこか異国情緒を感じさせる。
青花月兎文栗鼠耳角扁壺
朝鮮・朝鮮時代 18-19世紀
壺の側面に栗鼠(りす)形の耳が付き、正面には円窓を描いて、なかに餅をつく兎(うさぎ)を描く。これは月には兎が住むという中国の伝説によったものと考えられる。
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