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カラフル
中国・明清工芸の精華 - 2014年5月31日(土)~7月13日(日)
休館日 | 月曜日 |
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開館時間 | 午前10時‐午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
入場料 | 一般1000円、学生[高校生以上]800円 *中学生以下は無料 *特別展「燕子花図と藤花図」の会期中(2014年4月19日〜5月18日)、ミュージアムショップにて前売り券(各100円引き)を販売します。 |
会場 | 根津美術館 展示室1 |
根津美術館では、コレクション展「カラフル―中国・明清工芸の精華―」を開催いたします。
当館の明清工芸品のコレクションは、初代根津嘉一郎が蒐集した茶道具にはじまり、鑑賞陶磁としての官窯製品の蒐集、さらに国内屈指の中国漆器の「永田コレクション」のご寄贈を加え、質量ともに大変充実したものとなりました。本展では、中国・明時代から清時代までの館蔵の工芸品コレクションの中から選りすぐった約80点を一堂に公開いたします。
高度に発達した中国の工芸技術が生み出した、色彩ゆたかな工芸品の世界をお楽しみください。
主な展示作品のご紹介です。出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。
- 青花花卉文皿 景徳鎮窯
- 中国・明時代 15世紀 根津美術館蔵
- 明時代初期の永楽期(1403−25)に景徳鎮窯で宮廷用に作られたとされる。精緻な筆使いと濃淡を加えた青料による描写が秀逸である。
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- 琉璃地白花木蓮文皿 「大清雍正年製」銘 景徳鎮窯
- 中国・清時代 雍正年間(1723−36) 根津美術館蔵
- 瑠璃地白花文の作品は元時代にはすでに見られる伝統的な意匠。本作は清代前期の作品で、玲瓏な雰囲気を持っている。
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- 堆朱牡丹文盆 「大明永楽年製」銘
- 中国・明時代 永楽年間(1403−25) 根津美術館蔵
- 上質の朱漆をふんだんに使った厚い漆層から、文様を大胆かつ立体的に彫りだしている。宮廷向けに作られた品と知られる。
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- 填漆龍文盆
- 中国・明時代 万暦23年(1595)永田牧子氏寄贈 根津美術館蔵
- 盆の中央に五爪の龍が身をくねらせる姿を大きく配する。地文を点描であらわした作品は、数が少なく貴重である。
- 2014年6月21日
- 講演会1「明清時代の漆工芸について」
- 2014年6月28日
- 講演会2「明から清へ ― 日本人の注文したやきもの」
- 2014年6月6日
- ギャラリートーク
- 2014年6月27日
- ギャラリートーク