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終了特別展
虎屋のお雛様
2012年2月25日(土)~4月8日(日)
特別展 虎屋のお雛様
休館日 月曜日
開館時間 午前10時‐午後5時
(入場は午後4時半まで)
入場料 一般1200円、学生1000円
*中学生以下は無料
*コレクション展「百椿図」の会期中(2012年1月7日?2月12日)、ミュージアムショップにて前売り券(各100円引き)を販売します。
会場 根津美術館 展示室1

和菓子の老舗「虎屋」の14代店主・黒川光景(くろかわみつかげ)が、明治30年(1897)に生まれた娘の初節句のために蒐集あるいは特注して調えた雛人形と雛道具の優品約300点を、6年ぶりに一堂に公開いたします。
雛人形は、京都の名店、丸平大木人形店(まるへいおおきにんぎょうてん)で誂えた典型的な明治時代中期の京雛。冠をつけた女雛に代表される、写実性を基調とした端正な面差しと、古典的でありながら華やかな装束が魅力です。
一方、雛道具は、江戸時代末頃に職人技を尽くして作られた、極めて小さな雛道具が多く蒐集されています。なかでも、すみずみまで牡丹唐草の蒔絵を施したものは、江戸・池之端の高級雛道具商・七澤屋(ななさわや)製として知られています。道具の種類、意匠のバリエーションともに最も充実したコレクションです。
春の訪れを祝い、女の子の健やかな成長を願う「お雛様」が華やかに繰りひろげられます。

展示作品

主な展示作品のご紹介です。出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。

内裏雛 丸平大木人形店製
日本・明治時代 19世紀
きらびやかな天冠と装束をつけた典型的な京雛である。柔和で高貴な風貌が美しい。京都の名店で調えられた作品。
市松人形 二代平田郷陽作
日本・昭和時代 20世紀
人形界ではじめて人間国宝となった二代平田郷陽の昭和初期の作品。丸平大木人形店で誂えた衣装も美しい。
牡丹唐草文三棚 七澤屋製
日本・江戸時代 19世紀
棚の中に収める道具類も完備している。左から黒棚・厨子棚・書棚で、「三棚」とよばれる大名の婚礼調度のひとつである。
牡丹唐草文駕籠 七澤屋製
日本・江戸時代 19世紀
駕籠の細部まで忠実に再現されている。雛道具は、大名の婚礼調度をミニチュアにしたものが多いのが特徴である。
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