根津美術館

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彫刻

不動明王立像

不動明王立像
ふどうみょうおうりゅうぞう

  • 日本・平安時代 12世紀
  • 木造彩色 1軀
  • 像高 92.0cm
  • [20013]

巻毛の頭頂に莎髻(しゃけい)を表し、左手に羂索(けんさく)、右手に宝剣をとり、岩座に立つ不動明王。左目を細く閉じて、左の上歯で下唇左辺を、右の下歯で上唇右辺を噛む面貌は、九世紀末の安然(あんねん)による「不動十九観」に説かれ一般的になった図様にしたがうもので、この時代の不動像の多くにみられる。とくに本像においては、忿怒(ふんぬ)の尊容を穏やかな威厳として表す優美な作風、着衣を埋め尽くす截金(きりかね)や彩色文様の壮麗な装飾性が特筆される。

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