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- 小堀遠州(こぼりえんしゅう)作
- 日本・江戸時代 17世紀
- 1口
- 高29.2cm 口径10.7cm×12.2cm 底径10.4cm×11.8cm
- [60021]
古竹を用いて二重切にした花生で、石割が二筋入っている。裏面には小堀遠州の筆で「再来 宗甫」の銘が金粉字形で入れられている。遠州の添状によると、この花生はもと遠州が娘婿で医者の半井琢庵に贈ったものであったが、その花生の月の輪が破損したのを、遠州が上段を切り離したもので、その時に「再来」の銘を書き改めたという。琢庵は、容姿の異なった花生を見て多いに喜んだと伝える。