なんばんなわすだれみずさし
南蛮とは、東南アジア一帯で焼かれていた無釉の焼締陶を称している。産地はこの水指とよく似た陶片がヴェトナム中部の窯跡で採集されているので、産地のひとつと考えている。筒形で鉄分を含んだねっとりとした土で成型され、焼成した折の赤褐色の焼け成りが、景色となっている。口部には、蓋を受けるための段が付けられていること、大きさが水指として適しているところから、あるいは注文によって作られた物かもしれない。胴に加えられた櫛目文から縄簾と称されている。
南蛮とは、東南アジア一帯で焼かれていた無釉の焼締陶を称している。産地はこの水指とよく似た陶片がヴェトナム中部の窯跡で採集されているので、産地のひとつと考えている。筒形で鉄分を含んだねっとりとした土で成型され、焼成した折の赤褐色の焼け成りが、景色となっている。口部には、蓋を受けるための段が付けられていること、大きさが水指として適しているところから、あるいは注文によって作られた物かもしれない。胴に加えられた櫛目文から縄簾と称されている。