根津美術館について

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根津美術館情報

美術品を大切に後世にながく伝えていくこと、美術品をより多くの方々により快適に鑑賞していただくことを、根津美術館は目指しています。

本館建物と設備・施設について

2009年に新創された和風家屋を思わせる大屋根が印象的な本館は、現代日本を代表する建築家隈研吾氏の設計によるもので、地上2階・地下1階の構造です。館内はそれまでの約2倍、延べ床面積約4000㎡で、エントランスからホール、そしてそれに続くスペースには、特別展用のギャラリーのみならず、多岐にわたる当館の所蔵品をご覧いただくために、絵画・書蹟、青銅器、茶の湯の美術などそれぞれの特性に合わせた、趣の異なる6つのギャラリーが設けられています。落ち着いたイメージの中、多彩な展示をお楽しみいただける空間となりました。

ギャラリーでは、絹や和紙、漆といったデリケートな素材からなる東洋の古美術品を中心に展示しております。このため、トップメーカーが開発した最新技術を導入することによって、作品にも鑑賞者にも快適な展示施設を調えました。展示ケース内の照明はすべてLED(発光ダイオード)とファイバースポットとなり、8万個のLEDは、光の明暗だけでなく、太陽のような白い光から和ろうそくの暖かな光まで、作品の鑑賞に適した調光を可能にしました。ガラスを通してとは思えないほど、間近に作品をご鑑賞いただけます。

ミュージアムショップでは、当館コレクションのモチーフやデザインから生まれた新しいオリジナルグッズをとりそろえ、日常生活が楽しくなるアイテムの数々をご提案しています。そのほか、地階の講堂では、講演会やワークショップなどさまざまな取り組みを行なっております。

本館から一歩外に出ると、そこには4棟の茶室を含む17,000㎡におよぶ庭園が広がっています。園内そしてNEZUCAFÉで憩いのひとときをお過ごしください。

ロゴについて

2009年、伝統をふまえながら現代を生き、さらに未来にむかう根津美術館のイメージを、新しいロゴマークに託しました。
中国漢時代の碑文から採字した隷書体の館名と、英語のNEZU MUSEUM、そして頭文字のNとMを意匠化したシンボルマークには、当館が収蔵する「燕子花図」をはじめとする屏風や、健やかに伸びる竹のイメージが重ねられています。ドイツ人デザイナー、ペーター・シュミット氏によって制作されたこのロゴマークは、世界的にすぐれたデザインに贈られるレッド・ドット・デザイン賞を受賞しました。

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