コレクション

HOME > コレクション > 陶磁 > 肩衝茶入 銘 松屋

陶磁

一覧に戻る

肩衝茶入 銘 松屋

  • 重要文化財

肩衝茶入 銘 松屋
かたつきちゃいれ めい まつや

  • 福州窯系(ふくしゅうようけい)
  • 中国・南宋~元時代 13~14世紀
  • 1口
  • 高7.7cm 口径4.6cm 底径4.7cm
  • [40091]

肩衝茶入としては、やや背が低いが、それがかえって堂々とした風格のある姿にしている。黒褐色の地釉に茶釉が流れ景色となっている。この茶入はもと松本珠報(しゅほう)が所持していたので、松本とも称されている。のちに奈良の松屋の所持するところとなり、松屋肩衝と称され、徐煕(じょき)筆の白鷺図、存星(ぞんせい)の長盆とともに松屋三名物のひとつとして伝わった。松屋から複数の大坂商人の手を経て、島津家に渡り、昭和3年の島津家入札において根津嘉一郎が落札したものである。仕覆(しふく)4点、羽田盆が添っている。

コレクションTOP

  • 書蹟
  • 絵画
  • 彫刻
  • 金工・武具
  • 陶磁
  • 漆工
  • 木竹
  • 染織
  • 考古

ページの先頭へ