休館日 | 月曜日 |
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開館時間 | 午前10時‐午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
入場料 | 一般1100円、学生[高校生以上]800円 *中学生以下は無料 *特別展「国宝 燕子花図屏風」の会期中(2016年4月13日〜5月15日)、ミュージアムショップにて前売り券(各100円引き)を販売します。 |
会場 | 根津美術館 展示室1・2 |
【展示室1】鏡の歴史は古く、中国では新石器時代に青銅鏡の製作がはじまりました。人々は、鏡を人の心までをも映し出すなど、霊的な存在ととらえていました。それだけに、鏡の背面(鏡背)の文様には、当時の世界観や願いがこめられました。本展では、平成22年(2010)に村上英二氏より寄贈された中国古鏡コレクションから、天地のなりたちや神仙の世界、長寿や多産といった現世的な幸福を願う吉祥文様などをもつ約60件の名品をご覧いただきます。
【展示室2】室町時代を代表する画僧・雪舟等楊(せっしゅうとうよう)は、30代後半までは拙宗等揚(せっしゅうとうよう)と名乗っていました。その拙宗時代の作品で、長らく所在不明となっていた「芦葉達磨図」が米国で発見され、日本での修復を終えました。本展覧会は、この「芦葉達磨図」を初公開するとともに、雪舟時代の作品も加え、「若き日の雪舟」をクローズアップするものです。拙宗時代をテーマとした初の本展覧会が、雪舟の前半生に光をあてる機会となれば幸いです。
主な展示作品のご紹介です。出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。