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終了コレクション展
新春の国宝那智瀧図
仏教説話画の名品とともに
2013年1月9日(水)~2月11日(月・祝)
コレクション展 新春の国宝那智瀧図
休館日 月曜日
開館時間 午前10時‐午後5時
(入場は午後4時半まで)
入場料 一般1000円、学生[高校生以上]800円
*中学生以下は無料
*特別展「ZESHIN」の会期中(2012年11月1日?12月16日)、ミュージアムショップにて前売り券(各100円引き)を販売します。
会場 根津美術館 展示室1・2

根津美術館では、新たな年の始まりに国宝「那智瀧図」を展示いたします。熊野・那智山の南壁を落ちる那智瀧を描くこの作品には、日本人の自然に対する敬虔な思いが込められています。千手観音が姿を変えた神体・飛瀧権現を図絵した礼拝画として、また一筋の瀧のすがたを描いた風景画として、那智瀧図は日本絵画を代表する名品のひとつと謳われています。
釈迦の生涯や奇瑞を描いた仏伝図、聖徳太子や弘法大師にまつわる物語、そして寺院や宗派の優位性を説く縁起絵など、根津美術館が所蔵する仏教説話画の作品とともにお楽しみください。

展示作品

主な展示作品のご紹介です。出品リスト(PDF)のダウンロードはこちらから。

絵画国宝
那智瀧図
日本・鎌倉時代 13?14世紀
縦長の大画面に、熊野・那智山南腹の絶壁を落ちる那智の瀧が白く浮かび上がる。本図は、遥か熊野の大瀧を礼拝するために制作された本尊画像だったと考えられる。
絵画重要文化財
絵過去現在因果経 良盛筆/慶忍・聖衆丸画
日本・鎌倉時代 建長6年(1254)
下段に、釈迦の前世の物語と生涯の伝記をあらわした経文、上段にそれに対応する絵画を描く。掲出の場面は、出家を決意した太子(のちの釈迦)が、愛馬カンタカに乗って城を出てゆく様子。
絵画重要文化財
善光寺縁起絵
日本・鎌倉時代 13?14世紀
信濃国(長野県)にある古刹善光寺の本尊、阿弥陀三尊像の由緒や善光寺創建の物語を描いた3幅対のうちの1幅。善光寺の大伽藍と阿弥陀三尊像を大きく描き、周囲に仏像にまつわる物語の場面を巡らせている。
絵画
高野大師行状図画
日本・室町時代 16世紀
弘法大師空海の威徳や霊験(れいげん)をあらわした伝記絵の一部。中国に渡った空海が、唐帝の命を受け宮中の壁に書く場面である。手足と口に筆をとり、五行を同時に書いたという。
絵画
善導大師像
日本・室町時代 15世紀
浄土宗の開祖法然は、師と仰ぐ中国・唐代の善導の夢を見た。善導は、墨染めの衣の下半身を金色に輝かせ、法然の専修念仏を称えるために現れたという。
絵画重要文化財
天狗草紙絵巻
日本・鎌倉時代 永仁4年(1296)頃
当時の仏教僧が、世の無常を悟ることで驕(おご)りの行状を改め、菩提心を起こして成仏する物語。この場面では、天狗の姿に描かれた各宗の僧たちが集まり、それぞれの修行を誓う。
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