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染付白鷺蓮葉文皿

染付白鷺蓮葉文皿
そめつけしらさぎはすのはもんさら

  • 肥前(ひぜん)・鍋島藩窯(なべしまはんよう)
  • 日本・江戸時代 17世紀
  • 1枚
  • 高5.8cm 口径28.6cm 底径18.5cm
  • 山本正之氏寄贈
  • [41444]

蓮葉2枚に3羽の白鷺を配し、地を薄い瑠璃色に塗り詰めてある。その筆跡も見せない丁寧な塗り方は、この皿が如何に高い技術を持って作られたのかを示している。また、蓮葉に施された濃淡のぼかしが、整然と描かれた白鷺図を柔らかな雰囲気に仕立てている。もとは三方に脚が付いていたが、現在は失われている。九州陶磁文化館にある同様の図柄の皿には、獣面のような菊葉形の脚が付くので、この皿にもそのような脚があったと思われる。裏の文様は木蓮花の折枝文を三方に丁寧に描いている。

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