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青花龍鳳凰文梅瓶

青花龍鳳凰文梅瓶
せいかりゅうほうおうもんめいぴん

  • 景徳鎮窯(けいとくちんよう)
  • 中国・元時代 14世紀
  • 1口
  • 高42.9cm 口径5.5cm 底径14.4cm
  • [41340]

梅瓶には盃形の蓋を伴うものがあり、酒を入れて飲むという用途があったものかもしれない。しかしながら、蓋付きの遺例は少ない。青花とは、釉下に青料(コバルト)で文様を描く技法で、元時代に盛んになった。この瓶の胴部に見るように、幾段かの文様帯に区切って装飾するのが元代の特徴である。肩には如意頭形の枠を四方につくり、中に花唐草文を描き、間には霊芝雲(れいしうん)文を配し、胴には龍鳳凰文を、裾廻りにはラマ式蓮弁文を、それぞれ丁寧に描く優品である。胴の鳳凰は伝説によると瑞鳥で、天下の治乱を知り、泰平の世に現れるとされた。

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